「12月16日からインスタのルールが変わったらしい」
「AIで作った投稿はダメになるの?」
「急にリーチが落ちた気がする…」
2026年を迎えた今、多くの中小企業のSNS担当者様から、昨年(2025年10月1日発表、12月16日より適用)に実施されたInstagramの規約・プライバシーポリシー変更に関する不安の声が相次いでいます。特に、限られた人員と予算で運用している中小企業にとって、プラットフォームのルール変更は、これまでの努力が無駄になるかもしれないという大きなプレッシャーとなります。
しかし、過度に不安を感じる必要はありません。今回の変更の本質を正しく理解すれば、これが「AIの排除」や「企業の締め出し」を意図したものではないことがわかります。むしろ、真摯に運用を続けている企業にとっては、競合他社と差をつけるための「追い風」となる重要なアップデートです。
本記事では、12月16日のInstagramの規約変更による影響を分かりやすく解説し、中小企業が今すぐ取り組むべき「最新の運用方法」について解説します。
今回の規約変更の内容とは?
まずは、以下に掲載のMeta公式より2025年12月16日に発表された内容を整理しましょう。今回のアップデートで最も重要視すべきは、「Meta AI」と「アルゴリズムの統合」です。
Meta AIが「ユーザーの意図」を学習し始めた

これまでInstagramのアルゴリズムは、ユーザーが過去に「何を見たか」「何にいいねをしたか」という行動履歴を主軸におすすめ投稿を選定していました。 しかし、今回のプライバシーポリシー変更により、ユーザーがInstagram内のチャットボット「Meta AI」と交わした会話データが、おすすめ投稿や広告配信の基準として活用されるようになりました。
これはどういうことかと言うと、Instagramが単なる画像共有アプリから、「ユーザーの悩みや相談(検索意図)を理解し、その解決策を提示するプラットフォーム」へと進化することを意味します。Googleなどの検索エンジンが長年行ってきたような、文脈の理解がInstagram内でも行われるようになるのです。
詳細は以下の公式発表をご覧ください。
MetaのAIを活用してアプリでのおすすめ機能を向上させる(日本語訳付き)
重要なポイント
- 当社は、生成AI機能における利用者とのやり取りに基づき、当社のプラットフォーム上のコンテンツや広告のおすすめのパーソナライズを開始します。
- このアップデートについては、2025年12月16日の適用開始の数週間前にあたる2025年10月7日より、製品内の通知およびメールを通じて利用者へのお知らせを開始します。
- 「広告の表示設定」やその他のフィード管理ツールを使用することで、表示されるコンテンツや広告をいつでも引き続き調整できます。
毎月10億人以上がMeta AIを利用しています。当社は、AI製品が利用者にとってより身近に感じられ、利用者の目標を理解し、タスクをより効率的に達成できるよう、改善を続けています。
また、Meta AIやその他のAI機能を活用して、当社のすべてのプラットフォームにおける利用者の体験を向上させています。まもなく、MetaのAIとのやり取りを利用して、投稿やリール動画など、表示されるコンテンツや広告をパーソナライズする予定です。このアップデートについては、2025年12月16日の適用開始の数週間前にあたる来週より、通知やメールを通じて利用者へのお知らせを開始します。
AIによるおすすめ機能の向上
FacebookやInstagram上のコンテンツに対する利用者のインタラクション(反応や行動)は、長い間、フィードに表示される内容を形作ってきました。他のパーソナライズされたサービスと同様に、当社は利用者のアクティビティに基づいて表示される広告やコンテンツを調整し、興味関心の変化に合わせて体験が進化するようにしています。多くの利用者は、自分のインタラクションによって表示内容がより自分に関連したものになることを期待しています。まもなく、AIとのインタラクションも、利用者の体験を向上させるために使用するシグナルの一つとなります。
音声チャットであれ、当社のAI機能とのテキストのやり取りであれ、このアップデートにより、プラットフォーム全体で提供するおすすめ機能が改善され、利用者が実際に興味のあるコンテンツが表示される可能性が高まり、興味のないコンテンツは減ることになります。例えば、Meta AIと「ハイキング」についてチャットした場合、ハイキングに関するリール動画を投稿したり、ハイキング関連のページに「いいね!」したりした時と同様に、利用者がハイキングに興味があると学習する可能性があります。その結果、ハイキンググループのおすすめ、友達からのトレイル(登山道)に関する投稿、あるいはハイキングブーツの広告が表示され始めるかもしれません。
管理するのは利用者自身です。「広告の表示設定」やその他のフィード管理ツールを使用すれば、表示されるコンテンツや広告をいつでも調整できます。
さらに、ハンズフリーで便利な音声を使用するか、テキストを使用するか、AIとの対話方法を選択できます。音声を使用する場合、マイクが使用中であることを示すインジケーターライトが表示されます。利用者が許可を与え、かつマイクを必要とする機能をアクティブに使用していない限り、当社がマイクを使用することはありません。
利用者がMeta AIと、宗教観、性的指向、政治的見解、健康、人種的または民族的出自、哲学的信条、労働組合への加入といったトピックについて会話する場合、これまで通り、それらのトピックを広告表示のために使用することはありません。
当社は、利用者が同じ「アカウントセンター」に追加することを選択したアカウントから得られる、Meta AIとのやり取りを含む情報を、Meta社の製品全体で使用します。これは、例えば、WhatsAppアカウントをアカウントセンターに追加していない場合、WhatsApp上でのMeta AIとのやり取りは、Meta社製品の他のアカウントでの体験をパーソナライズするために使用されないことを意味します。
これらの変更が12月16日に適用された後、当社はAIとのやり取りを利用したコンテンツや広告のおすすめのパーソナライズを開始します。これらの変更はほとんどの地域で展開されており、よりパーソナライズされた体験をまもなくすべての場所で提供したいと考えています。詳細については、「プライバシーセンター」または当社の「プライバシーポリシー」をご覧ください。

今回の変更に関する誤解
巷では今回の規約変更により、「AIで作った画像や文章は自動的に削除される」「DMの中身がすべて監視される」といった噂が流れていますが、これらは正確ではありません。
まず、家族や友人とのプライベートなDM(ダイレクトメッセージ)の内容は、引き続き暗号化され保護されており、広告やおすすめの学習データには使用されません。あくまで「Meta AI」との対話データが対象です。 また、AI生成コンテンツ自体が禁止されたわけではありません。規制されているのは、AIを使って大量に生成された質の低いスパム投稿や、実在しない情報をあたかも事実のように見せる行為です。「AIラベル」の適切な表示や、人間による監修が入っているコンテンツであれば、問題なく運用を続けることができます。
なぜ、今回の変更が行われたのか?
なぜMeta社はこのタイミングでこのような変更を行ったのでしょうか。その背景には、ユーザー行動の劇的な変化があります。
「ググる」から「AIに聞く」時代へ
近年、ユーザーが情報を探す手段は多様化しています。Google検索だけでなく、SNSのハッシュタグ検索、そして生成AIへの直接的な質問が増加しました。例えば、「東京で接待に使える静かな居酒屋を教えて」とAIに相談するような行動です。
Instagramは、この「相談データ」を活用することで、ユーザーが求めている情報を先回りして提供しようとしています。つまり、これからのInstagram運用では、単に映える写真を投稿するだけでなく、ユーザーの潜在的な問いに対する「答え」を用意することが求められます。
「量産型コンテンツ」の淘汰
もう一つの狙いは、生成AIの普及によって急増した「中身の薄い量産コンテンツ」の整理です。
Instagramは、これまで利用者のサービスの利用滞在時間を伸ばすために、ユーザーが興味のあるコンテンツを表示させる取り組みを進めてきました。しかし、アルゴリズムをハックした手法の登場や、AIの活用によるクリエイティブの大量生産と言った、誰でも簡単に投稿が作れるようになった結果、フィード上には似通った情報が溢れました。
Instagramは、プラットフォームとしての質を保つために、「人間味」や「独自性」のないアカウントの評価を下げる傾向を強めています。これは、リソースの少ない中小企業にとって、大企業の量産コンテンツに対抗できるチャンスでもあります。
中小企業が取り組むべき「最新の運用戦略」
それでは、この新しいアルゴリズム環境下で、中小企業は具体的にどのような投稿を行えばよいのでしょうか。3つの重要な戦略を提案します。
①:AIOを意識した「解決型」コンテンツ
AIOとは、「AI検索最適化 (Artificial Intelligence Optimization)」のことを指します。これは、AIが生成する検索結果に自社コンテンツが引用されやすくするための戦略で、Googleやchat GPTなどのAI機能や生成AIチャットで、自社コンテンツが信頼できる情報源として選ばれ、引用・表示されることを目指します。
これまでの運用では、商品のスペックや見た目の良さをアピールする「カタログ的な投稿」が主流でした。しかし、AIがユーザーの悩み(インサイト)を理解し始めたことで、ただ商品の写真を投稿するだけでは伸びなくなります。求められるのは「文脈のある解決策」です。

例えば、リフォーム会社の場合を考えてみましょう。 これまでは「最新のシステムキッチン導入事例!」というタイトルで、綺麗な写真を載せていたかもしれません。しかし、これではAIが「誰に届けるべき情報か」を判断しきれません。
これを、「共働き夫婦必見!家事時間を1日15分短縮するキッチンの選び方」という切り口に変えてみます。すると、Meta AIに対して「家事を時短したい」「忙しい」と相談しているユーザーに対し、あなたの投稿がレコメンドされる可能性が高まります。 ユーザーが抱える具体的な悩み(検索クエリ)を想定し、それに対するアンサーとして投稿を構成することが、リーチを伸ばす鍵となります。
②:AIには模倣できない「一次情報」の強化

AIは、インターネット上に存在する既存の情報を組み合わせて回答を作ることは得意ですが、「今、その場所で起きていること」や「個人の感情・体験」を作り出すことはできません。これこそが、中小企業の最大の武器になります。
「一般的な業界知識」を発信しても、AIの回答と差別化できません。
- 担当者の顔や声を出して、信頼性を担保する。
- 現場のリアルな風景を、過度な加工をせずに見せる。
- お客様との実際のエピソードや、手書きのアンケートを公開する。
特に重視すべきは「リアル感」です。プロが撮影した完璧な宣材写真ばかりが並ぶアカウントよりも、スマホで撮影したスタッフの働く姿や、制作過程の裏側を見せるストーリーズの方が、ユーザーの親近感を生み、アルゴリズムからも「オリジナルの一次情報」として高く評価されます。
③:エンゲージメントの質を「対話」に変える

かつては「いいね」や「保存数」が拡散の指標とされてきましたが、これからは「コミュニケーションの密度」がアカウントの評価を左右することになります。それにより、今までは投稿の最後で「皆さんはどう思いますか?良かったらいいね・保存してください」と問いかけるだけで良かったですが、今後はそれでは不十分となります。
例えば、コメントがついた際に、ただ「ありがとうございます」と返すのではなく、「〇〇さんは普段どうされていますか?」と質問で返し、会話をラリーさせるような運用を意識してください。 また、ストーリーズのスタンプ機能(アンケートや質問箱)を活用し、DMでのやり取りを増やすことも有効の手段となりえます。
DMを通じてユーザーとやり取りすることで、 「このアカウントはユーザーと密にコミュニケーションを取っている」とAIに認識させることができ、発見タブへの露出が増え、結果として新規フォロワーの獲得に繋がります。
規約変更に伴うNG行動とリスク管理
新しいルールに適応するためには、「やってはいけないこと」も把握しておく必要があります。特に以下の行動は、利用規約違反に該当する可能性があり、シャドウバン(投稿が表示されなくなるペナルティ)やアカウント凍結のリスクを高めるため、注意が必要です。
不自然な「エンゲージメントベイト」の禁止
エンゲージメントベイトとは、「いいね!」「コメント」「シェア」などのユーザーのアクション(エンゲージメント)を、餌(ベイト)で釣るようにして、人為的に稼ごうとする手法です。例えば、「コメントしてくれたら10万円を抽選でプレゼント」のような行為は規約違反に該当します。
また、投稿とは関係のないページへの誘導(例えば、旅行券プレゼントのキャンペーンURLクリックすると、投資サービスへの入会を進めるページを表示させる行為)は、誤解を与える誘導として規制の対象となります。
こうした、いわゆる釣りキャンペーンのような手法は、短期的には数字が伸びるかもしれませんが、AIは「コンテンツの中身」と「ユーザーの反応」の整合性を見ているため、投稿内容と関係のない行為を誘発するような行為は、アカウントの品質スコアを下げる要因となります。
Facebookにおける「エンゲージメントベイト(釣り行為)」への対策について(日本語訳付き)
利用者の皆様からは、「いいね!」やシェア、コメントなどのアクションを強要して対話を促すような、スパム的な投稿に対する不満の声が寄せられています。例えば、「牡羊座の人は『いいね!』して!」といった投稿がこれにあたります。「エンゲージメントベイト(釣り行為)」として知られるこの手法は、エンゲージメント(反応)を人為的に高めることでニュースフィードのアルゴリズムを悪用し、より多くのリーチ(閲覧数)を獲得しようとするものです。そのため、今週より、エンゲージメントベイトを使用している個人やFacebookページからの個別の投稿について、表示順位を下げる措置を開始します。
より真正性のあるエンゲージメントを促進するため、Facebookのチームは数十万件の投稿を精査・分類し、様々なタイプのエンゲージメントベイトを検知できる機械学習モデルを構築しました。この手法を用いた投稿は、ニュースフィードでの表示頻度が減少します。
さらに、今後数週間をかけて、ニュースフィードでのリーチを人為的に獲得するために、組織的かつ繰り返しエンゲージメントベイトを行っているFacebookページに対して、より厳しい表示順位の引き下げ措置を実施していきます。発信者が適応し、意図せずエンゲージメントベイトを投稿してしまうことを防ぐ時間を設けるため、このページ単位の対策は数週間かけて段階的に導入します。今後も、エンゲージメントベイトを削減するための取り組みを改善し、拡大する方法を模索し続けます。
ただし、行方不明児の捜索情報の拡散、チャリティ活動への募金、旅行のアドバイスを求めるなど、人々に助けや助言、推奨を求める投稿については、今回のアップデートによる悪影響は受けません。
我々が対象とするのは、ニュースフィードの重要な価値観の一つである「真正性(Authenticity)」に反する投稿です。クリックベイト(釣り見出し)や低品質なウェブページへのリンクの表示順位を下げる最近の他の取り組みと同様に、Facebook上でより有意義で真正な会話を促進するため、スパム的、センセーショナル、あるいは誤解を招くようなコンテンツの拡散を抑制したいと考えています。
Facebookページへの影響について
投稿でエンゲージメントベイトの手法を用いている発信者や企業は、該当する投稿のリーチが減少することを想定してください。また、繰り返しエンゲージメントベイト投稿をシェアしているページでは、リーチがさらに大幅に減少することになります。ページの管理者は、エンゲージメントベイトの手法を使わず、関連性が高く有意義なストーリーを投稿することに注力し続けてください。エンゲージメントベイトの詳細と回避方法については、こちらをご覧ください。
4月4日更新: 12月に、エンゲージメントベイトを使用する個人やページによる英語の個別投稿の順位を下げ始めることを発表しました。最近、これをスペイン語、アラビア語、フランス語、イタリア語、ドイツ語の投稿にも拡大しましたが、本日よりポルトガル語の投稿にも適用を拡大します。
4月26日更新: 本日より、中国語(北京語)、ヒンディー語、インドネシア語、タガログ語、ベトナム語、タイ語、トルコ語の投稿にも適用を拡大しました。
6月25日更新: 本日より、ベンガル語、ブルガリア語、オランダ語、ギリシャ語、ハンガリー語、韓国語、マレー語、ポーランド語、ルーマニア語の投稿にも適用を拡大しました。
11月13日更新: 本日より、エンゲージメントベイトを含む「コメント」についても表示順位の引き下げを開始します。
2019年1月30日更新: 本日より、音声(オーディオ)内にエンゲージメントベイトを含む動画についても表示順位の引き下げを開始します。

Meta スパムに関するポリシーの根拠(日本語訳付き)
当社は、閲覧数を人為的に増やすために、ユーザーを欺いたり、誤解させたり、圧倒したりするように設計されたコンテンツを許可しません。このようなコンテンツは、当社のプラットフォーム上で人々が真正に交流する能力を損なわせ、サービスのセキュリティ、安定性、および使いやすさを脅かす可能性があります。また、誤解を招く機能やコードを通じて疑うことを知らないユーザーを引き込むための欺瞞的なリンクの拡散や、信頼できるドメインへのなりすましなど、悪用的な戦術を防ぐことも目指しています。
オンラインスパムは利益の大きな産業です。当社のポリシーと検知システムは、新たなスパムのトレンドや戦術に対応するために常に進化し続けなければなりません。スパムに対抗する措置を講じるにあたり、当社はプラットフォーム上のスパム作成者や配信者のコストを引き上げることと、コミュニティの活気ある真正な活動を保護することのバランスを取るよう努めています。
禁止事項:
- 手動または自動を問わず、非常に高い頻度でコンテンツを投稿、共有、エンゲージメントしたり、アカウント、グループ、ページ、イベント、その他のアセットを作成すること。
- スパムの他の兆候(例:繰り返しのコンテンツ投稿)や非真正性のシグナルが存在する場合、より低い頻度で活動しているアカウントに対しても制限を設ける場合があります。
- アカウント、グループ、ページなどのプラットフォーム上のアセットを、販売、購入、交換しようとすること、または実際にそれを行うこと。
- 管理者やモデレーターの役割、または特定のスペースへの投稿許可など、サイト上の権限を販売、購入、交換しようとすること、または実際にそれを行うこと。
- 金銭的価値のあるものと引き換えにコンテンツを販売、購入、交換しようとすること、または実際にそれを行うこと。ただし、当社の「ブランドコンテンツポリシー」で定義された、明確に識別されたブランドコンテンツは除きます。
- 「いいね!」、シェア、閲覧、フォロー、クリック、特定のハッシュタグの使用などのエンゲージメントを、販売、購入、交換しようとすること、または実際にそれを行うこと。これには以下が含まれます。
- エンゲージメントと引き換えに、現金や現金同等物のギブアウェイ(他者に当選のチャンスを提供すること)を行うこと。(例:「私のページに『いいね!』した人は500ドルが当たる抽選に参加できます」)
- エンゲージメントと引き換えに、金銭的価値のあるものを提供すると申し出ること。(例:「私のページに『いいね!』してくれたらiPhoneをあげます」)
- 約束されたコンテンツを閲覧したり対話したりする前に、コンテンツへのエンゲージメント(いいね!、シェアなど)をユーザーに要求すること、または要求されていると主張すること。
- 欺瞞的または誤解を招くURL、ドメイン、アプリケーションを共有すること。これには以下が含まれます。
- クローキング(隠蔽行為): ユーザーに表示されるものとは異なるオフプラットフォームコンテンツ(URLやアプリなど)を、当社の審査システムに意図的に提示することで、コンテンツポリシーを回避しようとするあらゆる試み。
- 誤解を招くリンク: ある種類のコンテンツを約束しておきながら、実質的に異なるものを提供するリンクを含むコンテンツ。これには、約束されたアプリやソフトウェア内のコンテンツも含まれます。
- 欺瞞的なリダイレクト動作: 期待されるランディングページを見るためにアクション(キャプチャ、動画視聴、ここをクリックなど)を要求し、完了後にURLのドメイン名が変わるウェブサイト。または、ユーザーのアクションなしに実質的に異なるドメインへ自動リダイレクトするウェブサイト。
- いいね!/シェア・ゲーティング: 特定の限定コンテンツにアクセスするために、ユーザーにエンゲージメント(いいね!、シェア、フォロー、その他公開される形式のエンゲージメント)を要求すること。
- 欺瞞的なプラットフォーム機能: ユーザーにリンクをフォローさせるために、募金、インライン投票、再生ボタン、いいねボタンなど、その機能が存在しないか期待通りに動作しないにもかかわらず、当社のサービスの機能や動作を模倣すること。
- 欺瞞的なランディングページ機能: 誤解を招くユーザーインターフェースを持ち、偶発的なトラフィックを発生させるウェブサイト(ポップアップ/アンダー、クリックジャッキングなど)。これには、ユーザーがランディングページを離れようとした際に関係のないポップアップを表示する「トラッピング」などの戦術が含まれます。
- ランディングページまたはドメインのなりすまし: 評判の良いブランドやサービスを装うオフプラットフォームのランディングページ、URL、外部ウェブサイト、またはドメイン。信頼できる別のサイトに似せたランディングページを使用し、タイプミスやスペルミス、その他の手段を用いて有名なウェブサイト、ドメイン、ブランドになりすますもの。
- その他、上記と実質的に類似したURLやリンクの欺瞞的な使用。
上記にかかわらず、以下は禁止しません:
- 第三者への支払いが発生しないクロスプロモーション。
- 価値の交換ではなく、ページやグループへの関心に基づいて、ページやグループの管理者またはモデレーターの責任を別のユーザーに移譲すること。
- 明確に識別されたブランドコンテンツの投稿または共有。
ハッシュタグの固定化と乱用
毎回メモ帳から同じハッシュタグ30個をコピー&ペーストしていませんか? その行為、実はAIに「私はスパムです」と自己紹介しているようなものです。
投稿内容と無関係なタグが多く含まれていると、AIが投稿の内容を正しくカテゴライズできず、結果として誰にもおすすめされなくなってしまいます。 現在のトレンドは、投稿に直接関連する「重要タグ」3〜5個に加え、関連性の高いタグを数個、合計で10〜15個程度に絞ることです。
また、Meta社はスパムや欺瞞的な行為(不正に閲覧数を増やそうとする行為)に対して、非常に厳しいポリシーを持っています。
Instagram コミュニティ規定について(日本語訳付き)
コミュニティ規定は、Facebook、Instagram、Messenger、Threadsにおいて、何が許可され、何が許可されないかの概要を定めたものです。
はじめに
この規定は、利用者からのフィードバックや、テクノロジー、公共の安全、人権といった分野の専門家による助言に基づいて策定されています。すべての人の声が尊重されるよう、特に見過ごされたり疎外されたりしがちな人々やコミュニティを含め、多様な視点や信念を取り入れることに細心の注意を払っています。
毎日、多くの人々がFacebook、Instagram、Messenger、Threadsを利用して、体験を共有し、友人や家族とつながり、コミュニティを築いています。私たちのサービスは、国境や文化を越え、数十の言語で何十億もの人々が自由に自己表現することを可能にしています。
Metaは、Facebook、Instagram、Messenger、Threadsが、人々が力を持ってコミュニケーションできる場であることの重要性を認識しており、サービスから不正や迷惑行為を排除する役割を真剣に受け止めています。そのため、これらのサービスにおいて何が許可され、何が許可されないかを示す基準を策定しました。
なお、コミュニティ規定の米国英語(US English)版が最新のポリシーを反映しており、優先されるべき一次文書となりますのでご注意ください。
表現に対する私たちのコミットメント
コミュニティ規定の目的は、表現の場を創出し、人々に発言の機会(声)を提供することです。Metaは、たとえ一部の人が反対したり、不快に感じたりするような内容であっても、文章、写真、音楽、その他の芸術的媒体を通じて、自分にとって重要な問題について率直に語り合えることを望んでいます。
場合によっては、通常であれば規定に違反するコンテンツであっても、それがニュース価値があり、公益にかなうものであれば許可することがあります。この判断は、国際的な人権基準に照らし合わせ、公益性と危害のリスクを比較検討した上で行われます。
また、曖昧な表現や暗示的な表現が使用されている場合でも、追加の文脈から規定違反であることが合理的に判断できる場合は、コンテンツを削除することがあります。
表現に対する私たちのコミットメントは最も重要ですが、インターネットが不正行為の新たな、そして増大する機会を生み出していることも認識しています。そのため、表現を制限する際には、以下の価値観のいずれか、または複数を守るために行います。
真正性:私たちは、人々が目にするコンテンツが本物であることを保証したいと考えています。真正性は共有のためのより良い環境を作ると信じており、だからこそ、自分自身や自分の行動を偽ってサービスを利用してほしくありません。
安全:私たちは、Facebook、Instagram、Messenger、Threadsを安全な場所にすることに尽力しています。身体的な安全を脅かすリスクにつながる可能性のあるコンテンツは削除します。人を脅かすコンテンツは、他者を威圧し、排除し、沈黙させる可能性があり、当社のサービスでは許可されません。
プライバシー:私たちは、個人のプライバシーと情報の保護に尽力しています。プライバシーが守られることで、人々は自分らしくある自由を得て、いつどのようにシェアするかを選び、より簡単につながることができるようになります。
尊厳:私たちは、すべての人が等しく尊厳と権利を持っていると信じています。私たちは、人々が他者の尊厳を尊重し、嫌がらせをしたり貶めたりしないことを期待します。
コミュニティ規定
当社のコミュニティ規定は、世界中のすべての人に適用され、AI生成コンテンツを含むあらゆる種類のコンテンツに適用されます。
コミュニティ規定の各セクションは、ポリシーの目的を定めた「ポリシーの理念」で始まり、以下を概説する具体的な規定が続きます。
許可されないコンテンツ
施行にあたり追加情報や背景情報が必要となるコンテンツ、警告画面付きで許可されるコンテンツ、または18歳以上の成人のみが閲覧可能なコンテンツ。
具体的な規定カテゴリー
- 危害の企てと犯罪の宣伝
- 危険な団体および個人
- 詐欺および欺瞞行為
- 規制対象の物品およびサービス
- 暴力と扇動
- 成人に対する性的搾取
- いじめとハラスメント
- 児童に対する性的搾取、虐待、ヌード
- 人身搾取
- 自殺、自傷行為、摂食障害
- 成人のヌードと性的行為
- 成人に対する性的勧誘および性的に露骨な表現
- ヘイト行為
- プライバシー侵害
- 暴力的で過激なコンテンツ
- アカウントの誠実性
- 本人確認とアイデンティティ
- サイバーセキュリティ
- 不正な行為(偽りの振る舞い)
- 追悼アカウント
- 誤情報
- スパム
- 第三者の知的財産権侵害
- Metaの知的財産とライセンスの使用
- 未成年者の追加的な保護
- 現地の法律で違法とされるコンテンツ、製品、サービス
- 利用者からのリクエスト
まとめ
今回の規約変更は、小手先のテクニックで攻略しようとするアカウントを淘汰し、ユーザーと真摯に向き合う企業を優遇するためのアップデートだと言えます。
AIチャットデータの活用は、これまで届かなかった「ニッチな悩みを持つユーザー」と出会えるチャンスです。 AIによる量産コンテンツが溢れる時代だからこそ、現場の空気感、スタッフの熱量、お客様への想いといった「人間らしさ」こそが、最強の差別化要因になります。
中小企業の強みは、大企業にはない「親近感」や「柔軟性」です。アルゴリズムの変化を恐れるのではなく、それを味方につけ、「あなたのお店だから頼みたい」と言われるような、温度感のあるファン作りを目指していきましょう。
最後に、この記事の内容を現場で実践するための「セルフチェックリスト」をご用意しました。投稿ボタンを押す前に、ぜひ確認してください。
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| 誰のどんな「悩み」を解決する投稿か? | Meta AIがユーザーの検索意図とマッチングさせるために必須です。ただの商品・サービス紹介ではなく、「解決策」を発信しましょう。 |
| AIには書けない「一次情報」が入っているか? | 現場の写真、担当者の感想、お客様の生の声など、AIが模倣できない「リアル」を含めてください。 |
| 釣り投稿になっていないか? | 「いいねでプレゼント」「無関係な質問」はNG。ユーザーが自然に答えたくなる問いかけを意識しましょう。 |
| ハッシュタグは「今回の投稿」用にカスタムされているか? | 毎回同じ30個のコピペはスパム判定のリスク大。内容に合ったハッシュタグを選びましょう。 |
| コメントやDMが来たら「会話」を続ける準備はOK? | 一方的な発信ではなく、質問で返すなどの双方向コミュニケーションがアカウント評価を高めます。 |
まずは「現状の診断」から始めませんか?
JISOでは、Webマーケティングに関する無料個別相談(オンライン)を実施しています。
- 今の広告運用に無駄がないか知りたい
- SNSを始めたいが、何から手をつけるべきかわからない
- インハウス化(自走)のステップを相談したい
御社の状況をヒアリングし、御社の「今やるべきこと」を整理します。強引な売り込みは一切いたしません。セカンドオピニオンとしてお気軽にご利用ください。

